借りたと言う自覚が必要！便利な自動融資には注意も必要

便利に使っている人もいると思いますが自動融資と言う仕掛けがあります。これはカードローンを利用している人が同じ金融機関に口座を持ちそこから公共料金などの引落を行っている場合に、引落の際に口座の残高が足りない時には自動的にカードローンを利用して融資を行って引き落とす事が出来るというのものです。もちろん利用するかどうかは任意ですので、予め利用には申し込みが必要です。一見便利そうですが、心配な点も有ります。

借りたと言う自覚が無い

まず問題なのは自動的に融資されてしまうと自分では借りたという自覚が無いことになります。利用明細などが来るまで分からないことになります。利用明細をしっかりチェックする人は良いですが、確認しない人は良く分からないうちに借り入れてリボルビング払の中に埋もれて良く分からないうちに返済していると言うような事になってしてしまう可能性もあります。余裕がある人は良いかもしれませんが、収支ギリギリでやっている人は返済計画に狂いが生じる場合も考えられます。

便利に使おう

ただし残高不足と言うような経験は誰にでもありますから、この自動融資と言う方法は上手に利用すれば大変有り難いツールになります。ですから仕掛けをよく理解し、管理をしっかり行うようにして利用しましょう。そのためには自分なりの管理方法を作ることや、管理できないと感じた場合には利用しないなど自分の収入や性格を考慮に入れて利用するかしないかを決めてください。いくら便利なツールでも前記のような問題があることを忘れてはいけません。

月々の確認が必要

まず必要なのは、自動的に融資を受けるわけですから月々カードローンをいくら利用しているかをしっかり把握することです。利用明細を確認することは必須です。また本来は利用しなくても良い融資と言うことになりますから、そもそも元になっている口座の残高もこまめに確認してなるべく自動融資を利用しなくても良いようにすることも大変重要なことです。必要な物なら仕方がないですが本来必要でない融資の利息まで支払うことはなるべくなら避けたいものです。

収入が少ない場合

収入が少ない場合には借入額が増えると返済期間が延びていきますから、自動融資は利用しない方が良いのです。口座さえ慎重に管理していれば自動融資は必要ありません。カードローンはそれでなくても借りやすいために借金と言う意識が低くなりがちで、自動融資はそれ以上に借金と言う意識が希薄になってしまいます。収入が少ないのに知らない間に借金するような仕掛けは利用する必要はありません。申し込みは止めておきましょう。

管理が出来ない性格の人

お金の管理がなかなかできないような性格の人は、管理が出来ないのに借金だけが増えて行っては困りますのでやはり自動融資は使わない方が無難です。そもそもそういう人はカードローンの利用自体が危ないのですが、自動的に融資されたのでは知らぬ間に自分の首がしまってしまったという状況に陥ることも無いとは言えません。自分を守るためには便利なツールも毒に変わってしまうこともあるということを覚えておかなければならないのです。