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複数のカードローン利用は多重債務の原因になる!1枚で済まそう

私はカードを何枚か持って目的ごとにカードローンを使い分けている、などと言う人はあまりいないと思いますが、1枚のカードの利用限度額では足りなくなって2枚目を作るとか、1枚目の返済時にお金が足りず2枚目を作って急場を凌いだと言うような話はよく聞く話です。返済の心配が無いのであればどんな使い方をしようが、とやかく言わないのですが、こういう場合その場は凌げても後々自分の首を絞めることに繋がっていく場合が多いので注意が必要です。

複数枚のカードを利用すると返済額が増える

1枚のカードの場合は利用限度額一杯に使ったとしてもリボルビング払いで返済するため月々の返済額は変わりません。しかし2枚目のカードを作って利用した場合、同じくリボルビング払いになりますが、カードが別ですので、返済額は1枚目と2枚目の合計額と言うことになります。当然ですが返済は苦しくなります。何枚も持つとリボルビング払いの意味というものが無くなってしまう訳です。収入が多ければ良いですが複数枚持ったら生活は圧迫されることになります。

月に何度も返済日が来る

カードローンの返済日は金融機関ごとに違ってきますから、1枚だけなら月1度の返済日を覚えておけばよいですが、2枚になると月に2度返済日が来るということになります。増えれば増えるほど管理が難しくなってくるわけです。しかも複数枚で資金繰りは厳しくなっていることが予想されますから、月に何度も金策を行わなければならないような事態も想定しておかなければなりません。こうなってくると精神的にも追い詰められていきます。

返済が難しくなってくる

当然ですが、こういうことを続けていれば、返済は難しくなる場合もあります。そうした場合には、他のカードを使ってまた借入を行うことになるため、悪循環に陥って徐々にどのカードも借入額が増えて行ってしまう可能性があります。これが進むと限度額に到達してしまうカードも出てきたり、総量規制に掛って新しいカードを作ることもできなくなり、それ以上の返済に行き詰ってしまう可能性も出てきます。この状態は多重債務と言って良いでしょう。

複数枚のカードは持ってはいけない

このように複数枚のカードを持つことは、下手をすると多重債務を負うことに繋がってしまい、最終的には自己破産に追い込まれる可能性さえあります。したがって、どのような理由があっても複数のカードを作ることは止めておきましょう。そのような状態にならないように1枚のカードローンを計画的に利用しなければなりません。それには目的を限定して野放図な利用をしないとか、小額の借り入れでもしっかり返済シミュレーションを行って返済計画を立てるなどが必要になります。

既に複数のカードローンを利用している場合

もう既に何枚もカードを利用していて返済に苦しんでいる場合には、ローンを一つに纏めてしまう方法があります。多くの銀行にはお纏めローンというものが用意されています。利用には条件もありますが、1つに纏めることで月々の返済額は少なくなりますし、1つになれば管理も容易になるので、返済は容易になる筈です。もし今苦しんでいるのであればすぐに金融機関の窓口に行って相談してみましょう。その場合は現在の全てのローンの資料も持って行ってください。